令和2年4月13日に開催された北上市の第249回臨時会議では、市の重要な議題が盛り込まれた。議長の選出については、八重樫七郎議員が選ばれた。
今議会では、新型コロナウイルスの影響を受け、地域の公共施設やイベント運営に関する影響が多く取り上げられた。市長の高橋敏彦氏は、議会運営を重視し、市民の安全が最優先であると強調した。また、コロナ対策として国、県との連携を図り、市民の生活支援策を検討していることを述べた。
また、補正予算についても議論され、予算の内訳には新型コロナウイルス対策費用が含まれ、民生費や衛生費が拡充されたことが確認された。具体的には、障害者介護給付費等事業において154万3,000円、衛生費において279万3,000円を追加することが決定されている。
そのほかにも、市税条例の改正案や新たな保健支援施設の整備に関する議案も採択され、地域の子育て支援が強化される見込みである。このように、北上市の市政運営は多角的な視点から進められ、地域の活性化に寄与することを目指している。