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北上市、コロナ対策の一般会計補正予算575億円可決

北上市は5月臨時会議でコロナ対策を含む一般会計補正予算を575億円に可決し、支援策を強化する方針を示した。
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令和2年度5月臨時会議が開催され、一般会計補正予算が可決された。

この補正は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急経済対策として位置づけられ、予算総額は575億962万2,000円に達する。

主な歳出内容には、特別定額給付金事業が93億4,979万1,000円、子育て世帯への臨時特別給付金が1億2,577万2,000円などが含まれる。

議長の八重樫七郎氏は会議の冒頭で、出席議員26名の確認後、会議の進行を行った。

日程では会議録署名議員として太田洋市議員と藤原常雄議員が指名された。

続いて議会運営委員長の高橋孝二氏が、会議期間として1日間の決定を報告し、一部議案の委員会付託を省略することの確認がなされた。

企画部長の及川勝裕氏は、令和2年度北上市一般会計補正予算について提案し、感染症対策のための補正内容が具体的に説明された。

議案中の国庫支出金の中から6,000万円の地方創生臨時交付金が地域中小企業を応援するために活用される予定であり、鈴木健二郎議員からはその算定根拠について質問がなされた。

財務部長の高橋謙輔氏は、国からの配分についてはまだ詳細が決まっていないことを明らかにしつつ、経済支援に向けた柔軟な対応を取る意向を示した。

また、特別定額給付金事業の申請・受給の流れについても詳しい説明があり、商工部参事の及川佳則氏は、申請書の発送が5月14日から開始される見通しや、入金の予定日が最短で5月28日となることを明かした。

このように、コロナ禍における市の支援策が含まれた予算が原案通りに可決され、市は引き続き国や県と連携を保ちながら、迅速な施策の実施に努めることが強調された。

最終的な議論では、鈴木議員が市長のコメントに触れ、故意ある市民支援の姿勢を求める意見を表明した。市長の高橋敏彦氏からも、今後さらなる経済対策を実施する旨の回答があり、地域支援に向けた期待が高まる内容で閉会となった。

議会開催日
議会名令和2年度5月臨時会議(第250回)
議事録
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