令和3年12月10日、金ケ崎町議会で行われた定例会において、複数の議案が審議された。特に注目されたのは、一般会計補正予算に関する議案である。企画財政課長の小原弘子氏は、一般会計補正予算についての説明を行い、原案の通りの決定を求めた。補正予算案には、発掘調査業務委託料の減額やセルフレジの設置について尋ねる質疑があった。
議員の阿部典子氏は、発掘調査業務受託料の1,500万円減少の理由を質問した。これに対し、中央生涯教育センター所長の及川勝博氏は、事業者の開発中止が影響したと述べた。また、健康増進事業費や乳がん検診の増額についても質疑があり、さらなる対応が求められた。
次に、米価下落対策に関する発議案が提出された。本提案については、農業に対する影響が大きく、農家の干ばつやコロナ影響もあり、国への意見書提出が行われることとなった。町長の髙橋由一氏は、影響を受ける農家への支援を強調し、地域の農業を守るために検討を進めることを示唆した。