令和2年9月8日、金ケ崎町議会の定例会が開催された。
今回の議題は、全体で13件にわたる補正予算や委員の任命に関するものである。
冒頭、企画財政課長の高橋宏紀氏が令和元年度決算に基づく報告書を説明した。健全化判断比率及び資金不足比率については、昨年度に比べて改善が見られると伝えた。
続いて、教育委員会の委員の任命に関する議案が上程された。香母田氏、及び高橋氏の委員任命については、町長の髙橋由一氏がそれぞれの経歴を紹介し、人事案の同意を求めた。議会からの異議はなく、両名の任命は原案通り同意された。
金ケ崎町固定資産評価審査委員会委員の選任に関する議案もスムーズに可決された。後藤氏の経歴が評価され、原案が賛成多数で可決された。続いて、辺地に係る総合整備計画の変更についても議論され、何事も問題なく原案通り可決される。
町道に関する議案では、廃止および認定に関する議案が一括で議論され、整備計画の必要性が強調された。特に、地域における需要に応じて廃止する町道が支持を得て可決された。
令和2年度金ケ崎町の一般会計補正予算については、中心的にコロナ対策や公共事業の進捗を反映している内容が説明され、質疑なしで可決された。国民健康保険特別会計の補正予算は、市民の医療保険の安定的運営を意図したものとし、質疑もなく議決された。
訪問看護ステーション事業や介護保険関連の補正予算も重要な議題で、副町長が企画した内容を挙げられ、特に補助金の使い方が検討された。最終的に、全ての議案は無事可決に至り、議会は定例会の主要議題を終えた。
金ケ崎町では、地域の実情に応じた政策が進められ、町民の生活向上を目指していく姿勢が見受けられる。議会の開催後も、引き続き円滑な運営が期待されている。