令和3年第6回金ケ崎町議会臨時会が10月15日に開会した。
出席した議員は15名で、会議は成立した。議事日程には5つの案件が上がり、議案第1号から第3号までが討議された。
まず、損害賠償請求事件に係る和解についての議案が説明された。この議案は副町長の小野寺正徳氏から提案され、事故確認の方法について後藤紳一議員が質疑を行い、都市建設課長の菅原睦氏が現場検証の経緯を説明した。質疑の結果、議案は全員の賛成で可決された。
次に生涯スポーツセンターの屋根と外壁の改修工事についてが議題に上がった。阿部隆一議員が耐用年数について質問したところ、中央生涯教育センター所長の及川勝博氏は約10年以上と答えた。また、新型コロナウイルスの影響を受け、密閉空間の換気工事に関する提案があり、この件では今後の検討が必要との意見が呈された。しかし、議案は原案通りで可決された。
最後に、令和3年度一般会計補正予算に関する議案も説明されたが、質疑や討論はなく、こちらも全員の賛成で承認された。
都市建設課長の菅原氏は、市民の安全確保に向けた適切な対応が評価されるべきであると強調した。議長の伊藤雅章氏は、全ての議事が終了したことを受け、会議を閉じる旨を宣言した。これにより、臨時会は順調に進行し、全ての議案が可決された。