令和元年12月11日に行われた金ケ崎町議会の定例会では、
水道事業と下水道事業の会計補正予算が審議され、
それぞれ可決された。
議題に上がった議案第19号では、
金ケ崎町水道事業会計補正予算について検討が行われた。
水処理センター所長の渡邊学氏は、
11月に開催された上下水道事業運営協議会で承認されたことを報告し、
原案通りの決定を求めた。阿部隆一議員からは、
当年度純利益や流動資産について質問があり、
利益剰余金の積立状況についても説明があった。
最終的に、本案は全議員の賛成により可決された。
続いて議題となった議案第20号は、
下水道事業の補正予算についてであった。
再び水処理センター所長の渡邊学氏が、
こちらの議案も上下水道事業運営協議会からの承認を受けていると報告した。
阿部隆一議員が質問を行い、
財務活動によるキャッシュ・フローの詳細や、
特別会計との関係についても疑問を呈した。
これも議員全員の賛成により可決された。
その後、常任委員会の報告では、
私学教育を充実させるための請願が審査され、
また、気候変動についての非常事態宣言に関する請願も提出された。
両請願は採択の決定が下り、
多くの議員が賛同を示した。
さらに、私学助成の充実に関する意見書提出について、
と「気候変動に関する非常事態宣言」の意見書提出の発議案も上程され、
これらも原案通り可決され、議会の意思が鮮明に示された。
この日の会議では、
各議案や請願の審議を通じて、
金ケ崎町の水道および下水道事業に係る財政状況や、
地域の教育、環境問題に対する姿勢が確認された。