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金ケ崎町議会が令和2年度決算認定を行う

令和3年第5回金ケ崎町議会で令和2年度の一般会計決算認定や教育環境整備が議題に。
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令和3年第5回金ケ崎町議会の定例会が9月2日に開会した。議事のメインテーマは、「令和2年度金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定について」や「国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について」である。

本会議では、まず髙橋由一町長が行政報告を行った。その中で、町の歳入決算額が124億8,226万円であることを明らかにし、執行率は98.7%であったと強調した。歳出決算額は119億3,585万円で、執行率は94.4%であり、実質収支額は4億538万円と報告された。

また、主な歳入の内訳として、町税が約31億700万円、地方交付税は約23億2,300万円、国庫支出金が約28億8,300万円と大幅な増加を示した。これに対し、歳出では、特に総務費が約39億1,500万円で136.2%増と目立っている。

続いて、請願常任委員会への付託が決議された。請願第2号の内容は、小人数学級の実現と教職員定数の改善に関するもので、特に教育環境の充実が求められていることが際立った。これについて、千葉良作議員が提案し、議会の賛同を求めた。

一般質問では、及川みどり議員が主に教育環境の整備について質問を行った。タブレットの導入による期待される効果や課題について町長は、導入が進む中、より効果的な使用法について研修の必要性を強調した。特に、少人数学級の実現に向けた具体的な取り組みの重要性が語られ、教育長もその必要性を認めた。

また、及川議員の質問に対して、町長は4期目の総括を行い、これまでの町政運営における成果と今後の課題について述べた。任期を残す中での決意が表され、特に地域の防災活動や子育て支援に関する施策の推進に力を入れる意向も示された。

最後に、農業や空き家対策に関する意見交換が行われ、行政による支援が求められる状況が浮き彫りとなった。具体的な数値目標や方針が示される中、今後の町の発展に向けた施策が注目されている。

議会開催日
議会名令和3年第5回金ケ崎町議会
議事録
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