令和2年12月10日、金ケ崎町議会は第11回定例会を開催した。
予定された議案は全て原案通り可決された。
この議会では、令和2年度通算の複数年度にわたる補正予算案が議題となり、各議案に対する質疑が行われた。特に予算に対する説明は、企画財政課長の高橋宏紀氏が主導し、詳細な報告を行った。
一般会計補正予算に関して、阿部隆一議員から多くの質問が出され、特に債務負担行為に関する説明が求められた。阿部議員は、子育て支援センターへの委託料の変動について指摘。
この減額の理由を子育て支援課長の小原弘子氏が説明した。
また、議案の中には、国民健康保険特別会計、訪問看護ステーション事業、介護保険などの予算案もありました。これらも一連の質疑を経て全会一致で可決。
特に国民健康保険特別会計では、住民課長の高橋真貴子氏が運営方針と数値詳細を提示し、議会が了承を得た。
さらに、請願第2号についても産業建設常任委員長の高橋美輝夫氏が報告。
裏小路の整備要請が趣旨採択され、今後の整備に向けた具体的な方策について話し合われた。
気になる議案としては、地域企業の経営継続支援事業給付金の新たな施策も挙げられます。商工観光課長の高橋文浩氏によると、給付条件が緩和され、対象業種も拡大されたとのこと。
これは飲食業だけでなく、医療業や運送業にも広がる形で、最大30万円の給付が可能との説明がありました。
議会は全体的に円滑に進行し、議案は全て原案通り可決され、今後の町政運営に大きく寄与することが期待される。