令和2年12月9日、金ケ崎町議会は定例会を開催し、計2年間の改正を含む多くの議案について採決を行った。
議案第2号では、金ケ崎町税条例の一部改正が提案され、質疑では阿部隆一氏が現在の国保税の軽減に関する具体的な数字を尋ねた。税務課長の千田美和氏は、軽減の対象となる世帯数は62世帯で、軽減金額は470万円を見込んでいると説明した。
また、議案第9号についても議論が交わされた。この議案では、金ケ崎町議会議員や町長の選挙運動の公費負担に関する条件が盛り込まれています。特に、選挙運動用の自動車やビラ作成の公費負担の範囲について、山路正悟氏が詳細な質問を行い、総務課長の佐藤政義氏が、あくまでも事前に契約を行い、必要な手続きを確認することが求められると強調した。
さらに続く議案では、金ケ崎町内の複数の公共施設に対する指定管理者を決定する議案が次々と可決され、特に金ケ崎温泉駒子の湯に関する事故が焦点となった。千葉良作氏は、事故内容及び治療内容を確認し、事務長の相澤啓氏は、事故が座面と脚部の隙間での怪我であったことを説明した。
これら議案が可決される中、今後の選挙運動における公費負担や指定管理者の業務内容について議会における透明性の重要性が改めて浮き彫りとなった。