令和4年第8回金ケ崎町議会が12月9日に開催され、いくつかの重要な議案が承認された。特に注目されたのは、補正予算案や消費税に関する意見書の提出に関する議題だ。
議案第12号の令和4年度金ケ崎町一般会計補正予算について、企画財政課長の小原弘子氏は「補正予算の中、福祉灯油購入費に600万円、障害者通所給付費に836万3,000円の増額を見込んでいる」と述べ、福祉灯油は1世帯6,000円の給付を行い、見込み世帯数は1,000世帯と明かした。
また、議案第13号の国民健康保険特別会計補正予算についても、住民課長の梅田吏佳氏より「適正である旨の答申を受けている」との説明があった。議案第14号、介護保険特別会計補正予算に関しては、保健福祉センター事務長の佐藤康博氏が「予算の範囲内で処遇改善を実施する」と述べており、特に介護職員の処遇改善にも関心が寄せられた。
さらに、議案第15号の国民健康保険診療施設特別会計補正予算についても情報が共有され、これらの議案はすべて原案の通り可決された。
その後、総務教育民生常任委員長の及川みどり氏が消費税に関する請願を報告し、「インボイス制度の実施延期を求める意見書が採択された」と強調した。これは多くの議員による支持を受け、可決の運びとなった。
最後に、発議案第4号についても同様の趣旨で意見書が提出され、全員一致で採択された。議会の討議を通じ、住民生活に直結する補正予算が承認されたことや、消費税問題が重要なテーマであったことが示された。
今後の議会においても、住民の期待に応えるため、より一層の議論を重ねていく必要がある。