金ケ崎町議会は令和元年5月21日に臨時会を開会し、重要な議案の審議を行った。
主要な議題には、金ケ崎町税条例等の改正やエアコン設置工事の請負契約が含まれている。
特に、金ケ崎地区の小中学校におけるエアコン設置工事の契約が決定されたことは、来る夏の暑さに備える上で意義がある。
この日は議案第1号として、金ケ崎町税条例等の一部改正の承認が提案された。
副町長の小野寺正徳氏は、「限度額を58万円から61万円に引き上げるのは全国一律の対応」と強調した。
また、税の公平性を図るために低所得者層への配慮がなされる旨も述べられた。
千葉正幸議員は、税条例改正に伴う高所得者への影響について質疑を行い、税務課長の高橋真貴子氏は、「今後の軽減措置により低所得世帯の支援を強化する」と応じた。
他方、平成30年度一般会計補正予算の承認も求められ、これが地域経済に与える影響についても議論された。
続いて、金ケ崎小学校および中学校へのエアコン設置契約についても話し合われた。
教育次長の佐々木健一氏は、設置時期について「なるべく早期に工事を進める計画」とし、具体的な進行状況にも言及した。
また、工事に際しては、学業に支障が出ないように配慮されることが確認された。
この臨時会では、全ての議案が賛成多数で可決された。
来る夏に向けた準備が進む中、住民の安全と快適な教育環境の確保に向けた取り組みが期待される。