金ケ崎町議会の第5回定例会が令和5年9月19日に開かれた。
この日は、決算審査特別委員会による各種決算報告が行われ、令和4年度の歳入歳出決算が次々に認定された。阿部典子君(決算審査特別委員会委員長)は、「一般会計、国民健康保険特別会計、訪問看護ステーション事業特別会計、介護保険特別会計など、多岐にわたる決算を審査し認定を提案した」と説明。各議案に対し、質疑や討論はなく、起立による採決で全て原案通りの認定が決定された。
令和4年度の金ケ崎町一般会計歳入歳出決算認定は、全議員が起立して賛成した。国民健康保険特別会計においても同様の結果であり、訪問看護ステーション事業及び介護保険特別会計も問題なく認定された。
また、日程第2に進み、佐藤千幸君(総務教育民生常任副委員長)が代表して提出した「ゆたかな学びの実現・教職員定数改善をはかるための2024年度政府予算に係る意見書採択の請願」が採択される運びとなった。請願に対する質疑は行われず、全員の賛成によって採択が決定された。
この他にも常任委員会所管事務調査報告が行われ、教育や地域振興に関わる内容が確認された。各議員からの質疑もなく、報告は受理された。
最終的に、発議案第4号においても、佐藤氏が説明した意見書の提出が賛成多数で可決された。この意見書は、教育現場の定数改善を目指すものであり、議会としての意向を示した重要な決定と位置づけられる。
令和5年9月19日の定例会は、午後3時に開会し、午後3時37分に閉会、全日程を終了した。議事は非常にスムーズに進行し、出席した議員は議案の認定や請願に対する賛成を示した。