令和5年12月8日、金ケ崎町議会が定例会を開催し、多数の議案が可決された。
議案第1号から第3号までは職員給与に関する条例の改正案が協議された。これには、一般職、特別職の職員給与の改正が含まれ、特別な質疑や討論もなく、原案通り可決された。
続いて議案第4号、特定教育・保育施設の運営基準に関する条例の改正が提案された。副町長の鈴木浩之氏は、「安全を確保するための装置が設置される」と強調した。他の議員からは、児童の送迎時に忘れ物のないよう配慮する条項についても質疑がされ、明確な回答があった。
また、議案第5号で家庭的保育事業の基準や改正、議案第6号で放課後児童育成事業の基準も改正され、各議案は全員賛成で可決された。
議案第7号では、金ケ崎温泉駒子の湯設置条例の改正が提案され、問題なく可決された。特に温泉設備の充実は町の魅力向上に寄与するという意見も発されている。
補正予算に関する議案も多数上程され、特に一般会計補正予算情報が注目を集めた。固定資産税収入の増額や寄附金の増加が見込まれており、住民課長の梅田吏佳氏は、「国民健康保険税の納付書改修にかかる費用にQRコードを導入する計画も加わります」と述べた。 yearly subscription
多様な議案が全会一致で採決され、金ケ崎町の行政が着実に進展していることが伺える。議会終了後も町民の意見を吸い上げる活動が重要であるとの見解が示された。