令和5年第2回金ケ崎町議会の定例会が、3月9日午後1時30分に開会し、様々な議案が上程された。
議題には、消防団員の定員や給与に関する条例改正が含まれた。副町長、鈴木浩之氏は、改正理由として令和3年度の総務省通知合致による必要性を挙げた。
330人の消防団員のうち、充足率は82.5%とのこと。既存の基準の確認を求める議員の質問に対し、生活環境課長、及川勝博氏は「全国標準に基づく」と応じた。
次に、特別職職員の給与改正案が討議された。阿部隆一氏が報酬についての具体的額を質問し、及川勝博氏は各役職の年額報酬を示した。団長15万4,000円、副団長11万3,000円など、支援団員の年額は1万円とされ、充実の必要が訴えられた。
国民健康保険条例については、改正後の一時金が50万円に引き上げられる見通しだ。町長髙橋寛寿氏は、他の医療保険との整合性も強調し、背景には高齢者医療保険料の調整もあると説明した。
農村公園設置条例の改正についても議論が交わされた。後藤紳一氏は地域の自然環境の重要性を強調し、町長は住環境整備の一環として活気づく場所の整備が求められるとの見解を示した。
その他、多くの議案についても満場一致で可決され、金ケ崎町の地域振興が目指された。議会は順調に進行し、終了後の延会が宣告された。