令和2年第5回金ケ崎町議会の定例会が開催された。
会議の冒頭、一般質問の環境について議論が交わされた。議員の阿部隆一氏は、新型コロナウイルス対策に関する質問を通じ、医療体制や教育体制の充実を求めた。
特に新型コロナの影響下で、町民の不安を取り除くための医療体制の強化が求められた。町長の髙橋由一氏は、実際の医療現場での物資の備蓄状況について説明し、現在着実に医療物資を確保していると強調した。現在は感染者がいないが、慎重な準備が重要だと述べた。
また、阿部議員は学校教育についても言及し、今後の運動会や学校行事についての方針を確認した。教育次長の東海林泰史氏は、現状を踏まえた上で、柔軟に対応していくと述べ、行事の見直しや延期をする方針を示した。
さらに、町における経済への影響も取り上げられた。町長は、飲食業や宿泊業は特に厳しい影響を受けており、リーマンショックを上回る影響が出ていることを懸念し、支援策の必要性を訴えた。経済的な支援については、国からの助成金を活用し、町独自の施策でも対応していく方針であることも報告された。
最後に、議案第1号、監査委員の選任に関する同意案が上程され、金田氏の選任が承認された。この選任について町長は、金田氏の豊富な経験と専門性を評価し、町に貢献することを期待すると述べた。その後、会議は散会となった。