令和6年第3回金ケ崎町議会定例会が3月12日、開会した。
この日の議事日程は14に上り、町長施政方針や教育行政方針、令和6年度の予算案に関する議案が主要な内容として登場した。
町長・髙橋寛寿氏の施政方針演述では、財政健全化と持続可能な町づくりを掲げ、そのために様々な施策が必要であると訴えた。特に、子育て世代への支援や、高齢者に優しいまちづくりが強調された。
髙橋町長は、「生活環境の改善や公共サービスの向上に向けて、公共交通の見直しを進め、健全な財政運営を実施する」と述べている。これに対し、一部議員からは具体的な施策に関しての質問が続出した。
その後、教育委員会教育長・千葉和仁氏が教育行政方針を発表。教育環境の整備、ICTの導入、さらには生涯学習の推進を掲げたもので、教育現場に対する期待が寄せられる。議会では教育費についての予算案が審議され、年々高まる教育行政への支出が不安視される事態となっている。