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金ケ崎町議会、複数の条例改正を原案通り可決

金ケ崎町議会では、会計年度任用職員制度を含む複数の条例改正が行われ、全て原案通りに可決された。
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令和元年9月9日に開催された金ケ崎町議会定例会では、複数の議案が審議された。

特に焦点となったのが、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例である。副町長の小野寺正徳氏がこの議案を提案し、来年度から適用される予定の新制度について詳細を説明した。阿部隆一議員が質問を通じて、現状の一般職非常勤と臨時的任用職員の内訳について詳しい情報を求めると、総合政策課長の千田美裕氏が、具体的な数値を挙げ説明を行った。この条例の施行により、会計年度任用職員が136名へと増加する見込みであるという。

また、職員の待遇や労働条件についても質疑が行われた。阿部議員は、労働組合との協議の有無についても問いただした。これに対し、総合政策課長は、新制度のもとではまだ特段の協議は行われていないと答えた。さらに、労働条件の決定についても労働組合との合意が前提とされることが強調された。その一方で、会計年度任用職員の給料については、経験年数を基に設定されるとし、昇給が見込まれる旨を伝えた。

他にも、「金ケ崎町印鑑条例の一部を改正する条例」、「金ケ崎町立幼稚園設置条例の一部を改正する条例」などが次々と審議され、いずれも議案は原案通りに可決された。特に印鑑条例の改正に関しては、全員の賛成による決議が行われた。

議会は、災害弔慰金に関する条例の改正についても討議を交わし、災害援護資金に関する安全性や利用目的について質問が寄せられた。こちらも、保健福祉センターの相澤啓氏が詳細を説明し、金額の上限は350万円であることを明らかにした。

最後に、金ケ崎町消防団員の条例改正に関する議案も審議され、こちらも全員一致で可決。本日はすべての議案が原案通りに決議された。議会は予定通り延会することが承認された。

議会開催日
議会名令和元年第5回金ケ崎町議会定例会
議事録
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