令和4年第6回金ケ崎町議会定例会が、9月15日に開かれた。
この日のメイン議題は決算審査に関するものであり、各議案に対して討論や質疑は行われなかった。議案第20号から第28号までの各決算は、いずれも原案通りで認定され、議長の確認によって全員の起立で可決された。
最初に決算審査特別委員会委員長の及川みどり氏が報告を行い、各議案の審査結果を示した。この中には一般会計、特別会計、国民健康保険、介護保険など、多岐にわたる会計が含まれ、詳細には、令和3年度一般会計歳入歳出決算が認定されている。
また、今回の会議では常任委員会の所管事務調査報告も行われた。各常任委員長が所管事務調査の結果を報告し、質疑は行われずに受理されることが決定した。特に総務教育民生常任委員会の報告が強調され、委員長の及川みどり氏が登壇して詳細を説明した。
さらに、発議案第3号として、議員全員による行政視察研修の実施が提案され、青木俊悦氏がこの提案を行い、全議員の賛成を得て可決された。この研修は、今後の行政運営に必要な視察を行うことを目的としている。
会議の最後には、千葉祐悦教育長が退任の挨拶を行い、今までの感謝を述べた。教育長としての任期を6年務めた千葉氏は、教育を通じて地域の未来を育成する重要性を強調し、教育行政における役割を再確認した。また、今後は町民として地域に貢献する意向も表明された。
このように、金ケ崎町議会定例会は、決算認定・所管事務調査・行政視察の提案を中心に、スムーズに議事を進行させ、教育行政についても重要なメッセージを伝える場となった。