令和5年第3回金ケ崎町議会臨時会が、4月26日に開催された。議題には、税条例の改正案や令和4年度の一般会計補正予算案が含まれ、出席議員からの質疑も交えつつ進行した。
初めに、議会は日程に従って、会議録の署名議員を指名し、会期を本日1日間と決定した。議長の伊藤雅章氏は、定足数を確認し会議を開会。続いて、行政報告を町長の髙橋寛寿氏が行い、4月1日付での人事異動が68名に及ぶことを伝えた。
特に重要な議案は、議案第1号として上程された金ケ崎町税条例の改正である。この条例は、専決処分に関して承認を求めるもので、副町長の鈴木浩之氏がその詳細を説明した。質疑は行われなかったが、議案は全員の賛成により可決された。
次いで提出された議案第2号は、令和4年度の一般会計補正予算であり、企画財政課長の小原弘子氏が説明。阿部隆一議員から特別交付税の増額理由について質問を受けたが、詳細は国や県から示されていないことを説明した。この議案も可決された。
さらに、議案第3号として財産の取得に関する議案が提案された。ここでも、阿部議員が質問を行い、20年以上使用されている消防ポンプ自動車の更新について確認した。老朽化のため、この更新が必要であるとされた。
次に議案第4号として再び財産の取得に関する案件が提起され、今回も全員賛成で可決された。最後に上程された議案第5号は、令和5年度の一般会計補正予算で、すでに説明されていた扶助費や保育対策費について具体的な内容が質疑され、これも原案通り可決された。