令和2年第6回金ケ崎町議会臨時会が開かれ、議案の審議が行われた。
出席議員は16名で定足数を満たし、会議は成立した。
最初に、会議録署名議員の指名が行われ、及川みどり氏、山路正悟氏、巴正市氏の3名が選ばれた。
会期については、7月10日の1日間と決定し、異議なしと認められた。
議案第1号の「一の台住宅団地法面対策工事の請負契約の締結」に関する議題が上程された。
副町長の小野寺正徳氏が工事の詳細を説明した後、質疑に入った。
阿部隆一氏は工期について具体的な工程を質問。
企画財政課長の高橋宏紀氏は、年度内完成を目指す意向を表明し、農作業との調整を行っていることを述べた。
質疑は3回と定められ、その結果、異議なく原案通り可決された。
続いて、議案第2号の財産の取得に関する議決が取り上げられ、副町長が説明。
ここでも議論なく議案は通過した。
議案第3号は、令和2年度金ケ崎町一般会計補正予算についてのものである。
再び阿部氏が質問を行い、農林水産業の補助金について具体的な内容が問われた。
農林課長の鈴木敏郎氏は、子牛の販売促進に向けた支援金やタブレット教育について具体的な施策を提案した。
特に、肉用牛繁殖支援補助金の設定が有益であると強調し、地元農家への影響を配慮した内容であることを確認した。
最後に、教育費に関する質疑も行われ、教育次長の東海林泰史氏は、タブレット利用の方針を説明した。
コロナ影響下では、家庭へのICT環境整備が課題であり、状況を見つつ支援策を考えていくとしている。
このように、議案は全て原案通り可決され、会議は10時37分に閉会した。