令和5年第1回金ケ崎町議会臨時会が、1月31日に開催された。この会議では、令和4年度一般会計補正予算が審議され、原案通り可決された。
本臨時会には、16名の議員が出席し、会議は成立した。議長の伊藤雅章氏は、会議を開会する際に、議事日程を報告。その後、行政報告が行われ、町長の髙橋寛寿氏が情報を提供した。
本会議の主な議題であった議案第1号では、一般会計補正予算について提示された。これに関して、企画財政課長の小原弘子氏が詳細な説明を行い、特に地方交付税の増額理由について言及した。
阿部隆一議員は、地方交付税の増額に伴う国からの具体的理由を尋ね、加えて、報酬や委託料に関する質問を行った。これに対し、小原氏は、国の補正予算による追加交付について説明し、基準財政需要額の算定項目に新たに臨時経済対策費が含まれたことを述べた。また、委託料は約220万円であり、国の補助基準単価の概算に基づいているとした。
さらなる質問で阿部議員は、交付税が財政調整基金に積まれることが国の施策と矛盾しないかを問い、小原氏は、今後の年度における活用に関しての理解を示した。
質疑が終了した後、討論が行われたものの、議論はなく、そのまま採決に移行。全員が賛成の意を示し、原案通り補正予算が可決された。これにより、地域の財政状況の改善に向けた一歩を踏み出すこととなった。
最後に、議長は本日の会議を閉じることを宣告し、令和5年第1回金ケ崎町議会臨時会は終了した。