令和2年第2回金ケ崎町議会臨時会が、2020年3月3日午前10時に開会された。
議会は、仮議席の指定から始まり、議長選挙と副議長選挙が行われた。議長には伊藤 雅章氏、副議長には巴 正市氏がそれぞれ選出された。この選出により、議会の運営体制が整い、円滑な議事進行が期待されている。また、出席議員は16名であり、全ての議事において定足数が満たされていることが確認された。
新選出の議長、伊藤 雅章氏は当選の挨拶で、議会の役割として「地域に開かれた議会」を目指すと強調した。特に、町民との対話を重視し、今後は町民の声に耳を傾けることを約束した。さらに、若い世代や女性への議会の開放を促進し、地域の根底にある課題解決へと向かう必要性を述べた。
また、常任委員会の委員長及び副委員長が選任され、各委員会における役割分担も明確にされた。常任委員会の委員長や副委員長は、それぞれの分野について精力的に取り組むと共に、町民の生活向上に寄与する意向を示した。
今回の臨時会では、議員が選挙後間もないこともあり、議会の運営における重要な人事が多く扱われたことが特徴である。特に、双方向のコミュニケーションを強化するために、町民との接点を増やすことが強調された。
加えて、新型コロナウイルス感染症対策として、金ケ崎町でも対策本部が設置されていることが報告された。これにより、感染拡大の防止策や、町民への情報発信が迅速に行われるよう努めることが決定された。
さらなる課題として、財政問題や人口減少、高齢化に取り組む意義も議論された。これからの金ケ崎町発展に向け、議員の監視機能や政策提言が重要であるとし、今後の意思決定が町民の意向を反映して進むことを期待されている。