本日、令和3年第2回土浦市議会定例会が開催され、各議案と請願についての進行が行われた。
午前10時に議会が開会し、出席議員は23名で順調に会議が進んだ。議長の小坂博議員は、全ての議事日程を確認した後、各委員会による報告を求めた。
最初に、総務市民委員会の今野貴子議員が報告を行った。
「議案第45号に関しては、リモート窓口の設置に必要な機器購入の契約を締結するもので、感染症対策や市民サービス向上に寄与する」と強調した。委員会は全会一致で可決すべきとの決定を下した。
次に、文教厚生委員会の塚原圭二議員が、議案第38号から第40号までの条例改正に関する報告を行った。特に、「家庭的保育事業の運営基準を見直し、運営の効率化」を目指すと述べた。
また、議案第41号から第43号までの予算補正が提案され、財政状況に配慮しながらそれぞれの内容が確認された。これに関して予算決算委員会の吉田千鶴子議員は「国民健康保険と介護保険における歳入歳出に対して適切な補正が行われている」と発言した。
「更には、議案第44号においては、常磐線の人道橋架替工事に関する施行協定の締結についても原案通り可決される運びになった」と、進行をまとめた。
最後の段階では、委員会から提出された意見書に関する審議が行われ、「安全・安心の医療・介護の実現」が求められ、地域における医療体制の充実が強く期待されている。また、追加日程として副議長辞職の報告と新副議長の選出も行われ、勝田達也議員が新たに選出された。
この会議では、土浦市民の健康・安全を守るための様々な施策が協議され、重要な合意形成がなされた。議長は最後に、「この定例会を経て、一歩前進することを確信している」と閉会の挨拶を行い、午前11時16分に閉会した。