令和2年第3回土浦市議会定例会が、9月1日に開会し、重要議題が数多く上程された。
今回の定例会では会期が24日間であることが決まり、請願および陳情が通告された。福田一夫議員は、選択的夫婦別姓制度の法制化を求める請願の趣旨を詳細に説明し、これまでの意見書に続く形で議論を呼びかけた。市民の意見が反映されやすい制度改革の実現を訴えた。
報告第25号では、専決処分が承認されることとなった。市長の安藤真理子氏は、事故の和解に係る内容について報告し、課題解決に取り組む姿勢を示した。さらに、報告第27号及び報告第28号では、道路管理や学校施設の事故に関しても同様に報告された。
また、土浦市財政に関して、令和元年度の決算報告が行われた。市長曰く、全体としては歳入根幹である市税が昨年度比で増加した一方、コロナウイルス感染症が影響し、さらに厳しい状況に直面することの必要性が強調された。
議案も数多く上程され、特殊勤務手当の条例改正、税条例の一部改正、水道事業の設置に関する条例などが含まれた。特に、特殊勤務手当の改正は新型コロナウイルスへの対応を念頭においた施策であり、重要な影響を持つとされている。
会議は全体の討論を経て、適宜採決が行われた。議長による発言から、出席議員23名中、議会は記すとおり成立したことが確認された。市長として、安藤真理子氏は、表彰状の伝達式において、過去の功績を讃えつつ今後の期待を述べた。
今後の会期においても、一般質問や様々な上程案件に対する議論が予定されており、市民の意見を反映する重要な機会が続くため、注目される。
以上、議事を終え、休会に入ることが報告された。