令和5年第3回土浦市議会定例会が9月5日、土浦市議会議場で開会した。
市長の安藤真理子氏は、昨年の洪水や崖崩れなど気候変動による被害を背景に、請願を強調した。
この請願は、第二期土浦市地球温暖化防止行動計画の前倒し見直しを求めるもので、
今野貴子議員が提起し、早急な対応を訴えた。
議会の運営に関わる議題として、土浦市議会議会運営委員会委員の選任も行われ、
特に議会を効果的に運営するための人的資源が評価された。
また、市道の路線認定や変更についての議案も上程され、都市開発に対する議員の関心が伺えた。
会期は22日間にわたり、一般質問が行われる9月11日以降も実施される予定である。
この質問では、市政に関するさまざまな疑問が議員によって投げかけられ、答弁が求められる。
市長の安藤真理子氏は、これまでの市政運営における議員の貢献に敬意を示し、
「夢のある、元気のある土浦」を目指して市議会と執行部が緊密に連携する必要性について言及した。
さらに、令和4年度の決算認定ならびに公共事業に関する議案の説明が行われ、
市民生活に直結する財政状況が注目された。
特に関心を集めたのは、一般会計補正予算の増額であり、
国庫支出金や県支出金の積み上げによって歳入が増加し、
今後の市の発展に寄与する見込みである。