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土浦市議会、コロナ対策や国保税改正について議論

土浦市議会第3回定例会では、新型コロナウイルス対策や国保税の変更について議論され、女子生徒への生理用品の無償配布についても言及された。
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令和3年9月14日に開催された土浦市議会第3回定例会では、重要な議題が取り上げられた。

一般質問では、特に新型コロナウイルス対策が焦点となった。久松猛議員は、「市の感染者数は1677名に達し、クラスターも発生している」と述べ、具体的な対策についての説明を求めた。これに対し、保健福祉部長の塚本哲生氏は、PCR検査やワクチン接種の進捗を報告。特に、65歳以上のワクチン接種率は87.2%と高いことを明らかにした。また、12歳以上の接種率も47.9%に達し、感染症対策が進んでいると強調した。

他の議題として、国民健康保険税の賦課方式変更についても議論が交わされた。久松議員は、「平等割の廃止により、所得割と均等割の2方式に移行することが、税金にどう影響するのか」と質問。塚本部長は、「この変更により、場合によっては多人数世帯に負担がかかる可能性があるが、未就学児への支援策を講じる予定だ」と回答した。具体的には、未就学児について均等割の半減を市が負担する方針を示した。

さらには、女子児童生徒への生理用品の無償配布についても触れた。久松議員は、学校における生理用品の流通状況を問いかけ、トイレへの配置を求めた。教育長の入野浩美氏は、「保健室での配布が子供たちの困難な状況を把握するため重要だ」と述べたが、トイレへの配置については検討の余地があると回答した。今後は他市の事例も参考にしながら、利便性や管理面での調整を行い、最適な施策を探る方針だ。

議会は、以上の議題を含む議案を各常任委員会に付託し、今後の議論に備えることとなった。次回の本会議は9月30日に予定されており、さらなる問題提起や対応策が期待される。

議会開催日
議会名令和3年第3回土浦市議会定例会
議事録
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