令和元年第３回土浦市議会定例会が開会した。
会議は全国市議会議長会および茨城県市議会議長会からの表彰状伝達式から始まった。表彰を受けたのは、寺内 充議員と吉田 博史議員の在職20年、鈴木 一彦議員の在職10年である。中川 清市長は、これまでの功績に敬意を表し、「日本一住みやすいまち土浦」実現に向けての協力を呼びかけた。
会期については、令和元年9月3日から9月25日までの23日間に決定した。次に、請願・陳情について議題に上がる。勝田達也議員は、教職員定数改善に関する意見書採択を求める請願を紹介し、今日の教育現場における課題を指摘した。
さらに、報告案件に対する質疑・討論が行われた。中川市長は報告第22号に関連し、土浦市介護保険特別会計補正予算の承認を求め、総額113億9,580万9,000円の予算を提案した。介護保険料過誤納還付金を計上し、早急に還付すべきであると主張した。市は、歳出として過誤納還付金を増額し、介護保険への影響を最小化する意向を示した。
その後、専決処分に関しても報告があり、事故の和解についての処理項目が上程された。中川市長は、事務処理についての流れを説明し、透明性を確保するため、報告を行った。
次に、各議案の説明が続いた。中川市長は、これらの議案が市民に与える影響を強調し、承認を求めた。特に、議案第93号の令和元年度一般会計補正予算については、幼児教育・保育の無償化に関連した内容に重点が置かれた。
報告案件の議決において、報告第22号は異議なく承認された。議案の採決も粛々と進められ、必要な修正や追加が即座に適用されていった。会期の最後に、次回の会議の日時が確認された。次回は9月9日に、一般質問が予定されている。議会はその後、無事に散会した。