令和元年第1回土浦市議会臨時会が、5月21日に開催された。
この会議では、議長や副議長の選出および常任委員会、議会運営委員会の代表の選任が主な議題として上程された。議場では、柴原伊一郎議員が臨時議長として運営を行った。
まず、日程第1の議長選挙では、篠塚昌毅議員が14票を獲得し、議長に選出された。篠塚新議長は、選挙結果を受け「新たな時代を築くため、市民の声に耳を傾け、行政課題を把握していく必要がある」と述べた。さらに、副議長に選ばれた平石勝司議員も、議会の役割を果たすため全力を尽くす意向を表明した。
その後、常任委員会および議会運営委員会の委員の選任が行われ、それぞれの役割が確認される場面が続いた。新治地方広域事務組合や湖北環境衛生組合など、さまざまな組合の議会議員選出も行われた。議会事務局長からの報告によると、今回の選挙においては全ての選挙が無事に進行し、有効投票が得られたとのこと。
また、土浦市税条例の一部改正について、市長の中川清氏は、住宅ローン控除の控除期間拡充や軽自動車税の改正を含む内容を説明した。報告第9号においては、国民健康保険税条例の改正も採決され、当選された議員による質疑応答も活発に行われた。特に、久松猛議員からは、負担の増加についての質問が寄せられ、保健福祉部長が具体的な数値を示しながら回答した。
この臨時会は多くの重要案件を取り扱いながら午前11時51分に無事閉会となった。議会は14万の市民を代表する機関として、今後も市の発展と市民福祉の向上に ende avorする所以である。