令和6年3月5日、城里町は第1回定例会を開幕した。
この会議では、施政方針に関する町長上遠野修氏の説明が行われた。上遠野氏は、昨年の能登半島地震の影響を懸念しつつ、町民の安全を最優先に考えた施策を推進する意向を示した。
特に令和6年度の一般会計予算は、108億3,600万円に設定され、前年比約6.4%の増加が見込まれている。上遠野氏は、「町民への福祉向上に全力を傾注します」と述べた。また、子育て支援を強化するため、保育料の無償化を行うことや、保育に関する予算を拡充する意向が表明された。
また、町議会では城里町議員定数についても議論があった。城里町議員定数等調査検討特別委員会の委員長である片岡藏之氏は、今後の選挙から議員定数を14名から12名に減少させる提案を行った。この提案は、町民からの意見を考慮した上での決定であると強調した。
議会の運営に関しては、三村孝信氏が新議長に選出され、議会運営のデジタル化を継続することや、地域の発展に向けた施策を推進すると述べた。副議長には、加藤木直氏が選任され、議会の活性化に寄与する考えを示した。