令和6年第2回東海村議会定例会が本日開催された。
開会に際し、河野健一議長は出席議員が18名であると報告した。議事は、会議録署名議員の指名から始まり、三上修議員、笹嶋士郎議員、大名美恵子議員が選ばれた。続いて、会期が本日から6月20日までの18日間に決定された。
次に、諸般の報告が行われ、監査委員から出納検査結果や年度監査結果が報告された。さらに、山田修村長が行政報告を行い、「新しい役場への転換」を目指す3つの改革について説明した。まず、業務改革では、令和5年度に全課室で行った業務見直しにより、5,330時間の業務効率化を実現したと述べた。
次に、オフィス改革に関して、令和6年度以降の整備スケジュールを含む実行プランを策定中であることを報告した。また、窓口改革についても、4月下旬にプロジェクトチームを設置し、改革に着手した。山田村長は「行かない・迷わない・待たない・書かない」をコンセプトに、住民から親しまれる役場を目指すと強調した。
その後、議案の上程が行われた。提出された議案は、関係条例の整理、条例の改正、補正予算など、全5件である。特に補正予算は、総額218億523万円に及び、新型コロナワクチン接種業務や学校設備改修のための予算が計上されていることが特色である。
また、村長は今会期中に補正予算と工事契約についても追加提出予定であることを報告した。このように、議会は重要な議題を積極的に取り上げており、地域の課題解決に向けた具体的な施策を採決していく構えである。議会は、住民合意の形成にも力が入る様子が伺えた。