令和3年第2回城里町議会定例会が6月8日から15日まで開催される。
この会議では、条例改正や補正予算の審議が行われる重要な議事である。
初日の開会挨拶では、議長の関 誠一郎氏が出席議員に感謝の意を表した。これに対し、町長の上遠野 修氏は、今議会が町条例の改正や一般会計補正予算に関する重要な議案であると述べた。
さらに、今期定例会の会期は8日間と定まった。
特に、承認第2号の議案は、城里町税条例等の一部改正を求める内容である。上遠野町長によると、固定資産税における改正は、新型コロナウイルスがもたらした影響に配慮したもので、課税標準額の据え置きが盛り込まれたという。
また、町民税や軽自動車税に関する規定も見直される。
承認第3号では、城里町職員定数条例の改正が提案されている。新型コロナウイルス感染症の予防接種事業に伴い、業務量が増加するため、診療所職員の定数増についての必要が述べられている。
さらに、議案第30号では、固定資産評価審査委員会条例の改正があり、オンライン化に対応するための押印廃止が改正点とされている。
議案第31号及び第32号は、それぞれ一般会計補正予算と介護保険特別会計補正予算についてで、具体的には4820万円の追加が見込まれている。
両陳情については、医療や介護の充実を求める内容と、政府に核兵器禁止条約参加を求めるものである。ただし、これらは総務民生常任委員会に付託され、会期中に審議される予定となっている。
最後に、議長により、議会は無事散会し、次回は6月9日から続行されることが確認された。