令和2年第4回城里町議会臨時会が7月31日に開催され、重要な議案が議論された。
この臨時会では、令和2年度城里町一般会計補正予算(第5号)および監査委員の選任についてが主要な議題として取り上げられた。
最初に、議案第50号について町長上遠野修氏が提案理由を説明した。補正予算は歳入歳出それぞれ2,178万7,000円を追加し、合計147億2,101万2,000円に達するとのことだ。この増額分は、国庫支出金や消防費に充てられることが見込まれている。議論では、議員の藤咲芙美子氏が予算の詳細な内訳を指摘し、「細かい積算書を提示してほしい」と求める場面もあった。消防団の備品の予算に関しても議論が交わされ、特に消耗品の予定価格についての非公開の理由が問われた。
次に、議案第51号、監査委員の選任については、町長が法務局での職歴を持つ横倉好夫氏を推薦し、議会も同意した。議会では、「司法書士としての経験が監査に適している」との意見も示された。
最後に、上遠野町長は議会閉会時に挨拶し、「新型コロナウイルスや今年の梅雨も長引いているので、特に議員各位には体調管理をお願いしたい」と強調した。今後の議会運営も、議員からの貴重な意見を反映し、町民にとってより良い施策を推進したい考えが述べられた。