令和2年第3回城里町議会定例会が開かれ、複数の議案が審議されました。
特に重要な議案としては、子ども関連の事業に多くの改正が含まれる各議案がありました。
この中で、議案第53号から第56号までの議案がふさわしい基準での事業運営を目指し、改正されました。
議案第53号では、特別職の職員に関する報酬及び費用弁償について改正が提案され、議案第54号では特定教育・保育施設の運営基準の改正が行われました。
議案第55号では、家庭的保育事業の基準を定める条例が改正され、議案第56号には放課後児童健全育成事業の基準改正が含まれています。
これらの改正案はいずれも全会一致で可決されました。
また、議案の中には新しく設立される「アイジー基金条例」に関する設定も含まれており、こちらも可決されました。
議案第58号の工事請負契約については、地域のインフラ整備のために重要であるとのコメントが寄せられました。
採決では、議案第59号から第72号までの予算補正及び決算認定に関する議案が審議され、結果として多くの議案が可決される中で、一部は認定しないとの結果が見られました。
特に、議案第69号の介護保険特別会計の決算認定に際し、議員から疑義が指摘される場面もありました。
このような慎重な審議により、議会全体の透明性が確保されたと言えます。
また、請願については、教育現場の負担軽減を求める請願第1号が全会一致で採択され、義務教育費の国庫負担制度の必要性が強調されました。
さらに、交通事故対策に関する請願第2号も慎重に審議され、こちらも採択が決定されました。
町長は閉会挨拶の中で、全ての議案が可決されたことに感謝の意を表明し、今後の執行に際しての意見を反映させる意向を示しました。