令和3年第4回城里町議会定例会が12月7日に開催された。
この定例会では、条例改正や予算に関する議案が審議される予定であることが報告された。
議長の関 誠一郎氏は、開会に先立ち、出席議員全員に対し感謝の言葉を述べ、その後すぐに議事を進めた。
日程には、特別職職員の給与を10%減額する議案や、国民健康保険税に関連する改正案が含まれている。
この中でも、国民健康保険税条例の改正案は、未就学児に対する軽減措置を新設するものであり、注目されている。
また、消防団員の報酬基準を見直す議案や、下水道事業関連の条例も議題となった。
これらの改正は、地域のサービス向上に寄与することが期待されている。
特に注意を要するのは、請願第2号「コロナ禍による米価下落の対策を求める請願」である。
教育産業常任委員会に付託され、議会内での議論が予定されている。
この請願は、農業者の苦境を解決するための重要なステップとなる可能性がある。
一方、陳情第3号「おひさま学童クラブ建て替え工事に関する陳情」も提出され、総務民生常任委員会での審査が決定された。
この学童クラブの建て替えは、地域の子どもたちにとって重要な施設の整備であるため、関心が集まる。
会期は、12月14日までの8日間として設定され、一般質問は8日に実施される。
議会運営委員会の報告によると、今回の定例会では合計47件の議案が審議される運びとなっている。
今後の審議進展が、城里町のさらなる発展に寄与することが期待されている。