令和3年9月14日、城里町議会定例会は一般質問を中心に開催された。
本会議では、多くの議員から様々なテーマについての質疑が行われました。特に注目を集めたのは、買物弱者支援の取り組みです。議員たちは、高齢化と過疎化が進む地域における買物の困難さに触れ、町民の生活向上のために必要な対策を求めました。町長は、県内での移動販売の試みや、福祉有償移送サービスに言及しましたが、今後取り組むべき課題は多く残されています。
次に、子供の弱視予防について議論が展開されました。議員は、早期発見と早期治療が可能であるとして、フォトスクリーナーを導入するべきと主張しました。町長は、国の補助制度を活用した導入を前向きに検討すると述べました。
また、残土については、捕獲したイノシシに感染している豚熱の感染確認がされ、早急な対応の必要性が指摘されました。農業政策課長は、捕獲した豚の処分方法について説明し、環境センターでの処分が行われていることを明らかにしました。
入札方法に関しても質疑があり、意向確認型指名競争入札の実施状況や、その透明性の確保が問題として取り上げられました。町長は、外部の専門家を起用し、入札の公平性を担保する考えを示しました。
最後に、公文書管理のあり方についても議論がありました。議員は条例化による客観的な基準設定を求め、町長は現在の規程運用を踏まえながらの管理が適当との考えを示しました。