令和6年3月4日、龍ケ崎市議会定例会が開催されました。
議会では、能登半島地震を受けての市の災害対応について、視覚障がい者への支援や移動スーパーの運行状況、食品ロスの削減、そして交通事故防止に向けた取り組みなどが討議されました。
特に、地震の影響で避難生活を強いられる人々に対する支援の重要性が強調されました。
「萩原市長は、地震から学び、早期の復旧活動を目指すと共に、市民一人一人の備えが大切だと述べました。」また、視覚障がい者への支援として点字ディスプレイの対象者についても見直しの検討が進められているとのことです。
この他、移動スーパーの運行状況に関しても、地元のニーズに応える形で運行エリアの拡大を希望する声が上がり、需要に応じて支援を行う必要性が議論されました。「移動スーパーは買物弱者を支援する貴重なサービスであり、今後もサービス向上に努力していくべきだ」との意見も出され、福祉や防災の観点からも重要とされました。
また、市民への意識啓発活動や、食品ロス削減に向けた取り組みについても報告がありました。「市の広報を通じて食品ロス削減の意識向上に努める」といった施策が明らかにされました。
一方で、不法投棄や交通事故防止策として、監視や広報活動の必要性も指摘され、具体的な対策についての委員会設置が求められるなど、課題も残されています。裏付けるかのように、ノーポイサポーター制度の導入など、市民参加型の清掃活動が注目され、今後の環境美化に向けた活動の強化が呼びかけられました。
このように、議会では街の現状とニーズに即した様々な意見が交わされ、充実した議論が行われました。今後も市は地域と連携し、住みやすい環境づくりを推進するとともに、継続的に市民の声を反映していく姿勢が求められます。