令和３年９月定例会において、龍ケ崎市の健康管理や遺族支援に関する重要な議題が取り上げられた。
まず、久米原孝子議員が健康診査の充実について質問した。新型コロナウイルス感染症が続く中、感染予防と共に健康管理の重要性が増していると述べた。特に認知症に関する懸念が強調され、聴力検査を健診に追加することについて提案した。岡田明子健康づくり推進部長は、市の集団健診には聴力検査が含まれていないことを説明しつつ、聴力検査の導入について研究を続けると応じた。
次に、知的活動や運動不足の影響を受ける高齢者と、その対策に関して久米原議員は認知機能検診の導入について言及しました。岡田部長は、すでに高齢者の健診で認知機能に関する質問票が導入されていることを述べ、今後のさらなる取り組みを検討するとした。
さらに、特定保健指導の受診状況についても言及がありました。市による特定保健指導は、メタボリックシンドロームへの対応に取り組むもので、受診者数は徐々に増加しているものの、さらなる利用促進が求められると説明しました。
お悔やみコーナーの設置についても議論が交わされた。手続きが煩雑であったり、遺族が多大な負担を抱える中、このような専用窓口を設けることが重要であるとする意見が出され、坪井市民生活部長は、推進する必要を感じていると述べた。