令和2年6月12日、龍ケ崎市議会の定例会が開かれ、数多くの議案が協議された。
特に注目されたのは、特定福祉制度の見直しや新しいコロナ対策が採択されたことです。中山一生市長が、議会の行財政視察の中止を提案し、予算を減額した結果、174万5,000円が新型コロナウイルス対策に充てられることになりました。
今回、議案第5号として提案された国民健康保険税の改正に関して、賛成の意見も見られましたが、伊藤悦子議員が反対の見解を示しました。彼女は、改正により中間層にかかる負担が増すことを指摘し、高額所得者に依存した課税が問題視されました。
また、新型コロナウイルスの影響を受けて、雇用の不安が高まる中、正職員の採用も進められています。執行部からは、今回の正職員募集が新型コロナの影響で雇用の内定を取り消されたことを踏まえた結果であることが明らかにされました。応募者は31名で、最終的に18名がエントリーシートを提出しました。
加えて、プレミアム付商品券の事業も話題に上り、参加店舗の確認や効果的な活用方法についての質疑応答が交わされました。学校給食センター建設に伴う入札方式についても意見が出され、地元業者が選定されるよう意識が見られました。
一部の議案については質疑がないことが確認された後、全ての議案が全員一致で可決されました。この定例会も、議会改革を通じて市民を支援する一助となるよう期待されます。