令和5年第1回龍ケ崎市議会定例会が、3月10日に開催された。
会議では、特定健康診査に関する条例や個人情報保護に関する条例、また特別会計予算について、合計33件の議案が扱われた。
特に、議案第2号「情報公開・個人情報保護審査会条例」において、市民及び学識経験者から構成される審査会の内訳が問われた。総務委員会の油原信義委員長は、「委員構成は具体的に未定であり、現在は5名の学識経験者と2名の市民を考慮している」と答弁した。
次に、議案第3号「個人情報の保護に関する法律施行条例の一部改正」については、12月に議決されたが、改正の理由は留まらない未確定要素の追記と説明があり、全員の異議なく承認された。
その後、議案第4号「最上位計画策定審議会条例」として、危機管理課の変更及び防災関連の見直しについて質疑があり、議会が一丸となり『安全・安心が実感できるまちづくり』を進めていると確認された。
その後、議案第20号と議案第27号では、年度の一般会計予算及び補正予算の適切な割り当てが提案され、執行部から「防災訓練については、開催方式の見直しにより、前年予算より大幅に減額された」と説明されました。
このほか、県内外の転入者支援策である若者・子育て世代への住宅取得支援についても、日々の生活から寄せられる声に応えた形で進められている。特に、結婚・子育て支援に関しても実績を反映し、来年度からさらに活用する意向が示された。
一方、令和4年請願第3号、マスク着用が任意であることについての請願は継続審議とされ、その意義が再認識される中で、実行していく進展が期待されるとの声が上がった。
最終的に、議案の大半が異議なしで承認され、龍ケ崎市の新年度に向けた政策実施への意思が表明された。今後の動向に注目が集まる。