令和元年第1回龍ケ崎市議会定例会が、令和元年6月14日に開催された。
出席者は21名の議員と市長及び各部長で、全員出席となった。議長の鴻巣義則氏が会期を決定し、間もなく約14日間の会議が行われることが確認された。
議案には、龍ケ崎市特別職の職員の報酬改正など、多数の条約改正が含まれている。特に、消費税率改定に伴う改正が多く見られ、使用料や処理手数料に影響を与える。また、議案第6号では、介護保険の軽減措置が拡大されることに言及された。
市長の中山一生氏は市の教育政策に関して、愛宕中学校と城南中学校の統合計画を発表した。この統合は、学級数が適正規模に満たない現状を改善するもので、令和4年度での統合を目指す。教育環境の向上を通じて、地域活性化を図る狙いがある。
さらに、駅名改称事業も進行中で、JR常磐線佐貫駅が2020年春から「龍ケ崎市駅」となる計画である。この取り組みは市の認知度を向上させるため、重要な施策として位置付けられている。
防災に関しては、新たに設けられる警戒レベルの情報発信の重要性が強調された。これにより、市民に適切な行動を促すことを目的としている。他にも、2020年東京オリンピックに向けた聖火リレーのルート選定、継続的な観光振興策としての道の駅整備案が報告され、市民との関わりを強化する方針が示された。
定例会ではその他にも多くの議案と報告が提示されたが、特に財源調整や各種助成金等に関する議論が目立つ。議会運営委員長の滝沢健一氏による報告後、次回の本会議が6月18日に予定されていることも併せて伝えられた。