令和2年3月5日の龍ケ崎市議会定例会にて、議員たちは新型コロナウイルス感染症対策の重要性に言及し、様々な施策や市の今後についての意見を交わした。特に山宮留美子議員は、感染症の拡大に対抗するためには全人類が協力し合う必要があると強調した。
さらに、牛久沼周辺の道の駅整備や、「感幸地」構想についての具体的な質問が相次いだ。中山市長は、道の駅を防災拠点としての機能を持たせる重要性を訴えつつも、未だ課題や懸念が残ることを率直に示した。市長は、地域の、特に若者の活力を信じ、これからの施策の展開に意欲を見せた。
また、他の議員からの質問により、江川の樹木による排水への影響、佐貫排水路の安全対策に関する意見も出され、市の今後の対応が注目されている。このように、参加議員から具体的な施策や市民生活に直結する問題提起があり、市側も適切な対応を説明した。
禁煙・受動喫煙防止対策においては、松田健部長が、健康増進法改正に基づく喫煙場所の管理について説明しつつ、依然として課題が多いことを認めた。市としても禁煙への意識を高める必要があるとの見解を示し、受動喫煙防止にも取り組む意義を説明した。
さらに、訪問型サービスや通所型サービスの実施状況、かじサポについての議論も行われた。松田部長は、修了生の数や雇用状況について述べ、地域での人材確保の難しさを訴えた。
これらの議論を通じ、市は今後、地域に根ざした施策の展開を目指し、それに対する市民の声や地域のニーズに寄り添う重要性を再認識した。