令和4年1月25日、龍ケ崎市議会臨時会が開催され、重要な議案が提案された。
全ての議員が出席し、議長の滝沢健一氏により会議が開会された。
今日の議事日程には、会期の決定や議案第1号の質疑が含まれている。
市長に新たに就任した萩原勇市長が提案した議案の一つが、令和3年度一般会計補正予算である。この補正予算は、財政状況に応じた新型コロナウイルス対策を主題とし、住民税非課税世帯への給付金や保育士の処遇改善に関する内容を含む。
市長は「新型コロナウイルスの影響によって困難な状況にある方々への支援が必要」と強調し、特に経済的に厳しい市民を支援するための予算措置を必要不可欠と指摘した。
予算の詳細について、歳出には8億8,415万円の給付金が計上されており、子育て家庭の支援や保育士の賃金改善も概説された。
質疑では、日本共産党の金剛寺博議員が住民へのお知らせ方法や支給の基準について尋ね、福祉部長の清宮恒之氏が回答した。
「市公式HPや広報紙を通じて周知を図る」と清宮氏が述べ、市民に対する透明性の確保を念頭に置いていると述べた。
議案第1号及び報告第1号、報告第2号に関する討論は行われず、議長は「これより採決に入ります」と宣言した。
議案は原案通り可決され、報告も全て承認された。
市議会は、今後も市民の声に耳を傾け、透明かつ誠実な市政を進めることが求められている。