令和4年第1回龍ケ崎市議会定例会が開催された。
本会議では、会期の決定や各種議案の審議が行われた。出席議員全員の賛成により、会期は3月1日から3月17日までの17日間と定められた。
議事の中で、萩原勇市長は新型コロナウイルス感染症について触れ、感染者数が急増している現状を報告した。
市長は、今後も感染防止対策を徹底し、3回目のワクチン接種の重要性を訴えた。医療体制の充実や市政改革に向けた取り組みも強調された。
また、令和4年度当初予算に関する提案がなされ、教育環境の向上に向けた施策として、施設一体型小中一貫モデル校の整備に関わる予算が新規に計上された。
ただし、準備を進めていた新保健福祉施設と新長戸コミュニティセンターの建設事業については、当初予算への計上が見送られた。市長は、財政負担を慎重に見極める必要があると述べた。
議案は36件、諮問2件が提案され、各議員からの意見や質疑が続く中、慎重な審議が求められた。
特に、コンプライアンス推進条例や特定健康診査等の制度改正に関する議案に対し、法令遵守の必要性が再確認された。市民生活に直接影響を与える内容であり、期待が寄せられている。
また、議会運営委員会による今後の会期日程の報告も行われ、次回本会議は3月4日に再開される予定である。市民生活の向上を目指し、議員全員が一丸となって議論に臨む姿勢が印象的であった。