令和4年6月8日、龍ケ崎市議会の定例会が開かれ、交通安全対策や成年後見制度の利用促進など、重要なテーマが議論された。
冒頭、金剛寺 博議員は、交通安全対策について質疑を行った。特に、信号機のない横断歩道におけるドライバーの一時停止義務の遵守状況を指摘し、交通安全教育の強化が必要であると訴えた。「特に、自転車のルールを教育現場でしっかり教えるべきです」と強調した。また、子どもや高齢者の安全を確保するため、グリーンベルトや歩行者横断点滅機の設置も提案した。
次に、坪井 龍夫 健康づくり推進部長は、成年後見制度について報告した。同制度は、高齢者や障がい者が法的に支援される制度。金剛寺議員は、「高齢化社会が進む中で、成年後見制度の利用促進が急務です」と述べ、今後の取り組みが重要であると訴えた。
続いて、地球温暖化対策についても議論された。菅沼 秀之 産業経済部長は、「2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みが求められています」と発言。各市町村が自主的な取り組みを進めることが必要であるとした。
最後に、コロナ禍での困窮者支援について岡田 明子 福祉部長が取り上げた。「特に、コロナ禍で雇用が減少した市民に対し、早急な支援が必要です」と強調。また、各種支援制度についても詳しく説明し、今後の対応策を示した。
本議会では、様々な議題に加え、コロナウイルス感染拡大に伴う生活支援の必要性についても、参加議員からの意見が多く寄せられた。議會の一同は、今後の施策について真摯に取り組む姿勢を示した。