令和4年9月16日に龍ケ崎市議会が開催され、全21件の議案が審議された。
議題は多岐にわたり、特に「特定教育・保育施設」と「育児休業に関する制度」が目立つ内容だった。
議案第1号では、選挙運動の公費負担に関する改正条例が審議され、総務省からの物価高騰を考慮した釘の引上げが説明され、全員異議なく承認された。ここでのやり取りからは、市の財政情報が現状を反映していることが伺える。
さらに、議案第2号「育児休業等に関する条例」が改正され、職員への周知方法が問われた。市の人事課が個別相談を行う方針が示され、職員支援の強化が期待される。
議案第8号では、令和3年度の一般会計決算について承認が求められ、職員の時間外勤務の実態も話題に上がった。令和3年度の平均が130.5時間であることが示され、選挙活動等が影響していると報告された。
議案第16号では、「令和4年度の一般会計補正予算」が審議され、これに伴う様々な市の施策が提案された。
さらに、請願第1号「消費税インボイス制度の実施中止」が反対意見が唱えられた。これに対し、「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設」を求める請願は採択された。この一連の請願は、地域住民の困難な状況を反映している。
市長や各部長は、議案や報告中の質疑に対して細かく答弁し、地域振興や福祉・教育に対する意識が高いことが窺える。
最終的に、全21件の議案はいずれも全員異議なく承認され、議会はスムーズに進行した。議会のオープンな議論が市民に対する信頼感を高めていくことが期待される。