令和4年12月8日、龍ケ崎市議会の定例会が開かれた。
この日は全議員が出席し、会期は12月22日までの15日間と決定した。次に、会議録署名議員の指名が行われ、山宮留美子議員と久米原孝子議員が選ばれた。
議会では令和4年度の各種報告や請願についても議論された。さらに、28の議案が一括議題に上げられた。特に「龍ケ崎みらい創造ビジョンfor2030」に関する議案については、萩原勇市長が提案理由を説明した。
市長は、次期最上位計画の策定に向けた様々な意見を取り入れる重要性を訴えた。市民からいただいた意見数は48件に達し、過去に比べ倍増しているという。この計画は「Creationともに創るまち・龍ケ崎」をテーマに掲げている。これに対して、いかに市民と共に未来のまちづくりを進めるかが課題である。
また、議案第8号と第9号の給与改正について質疑が行われ、多くの議員が関心を示した。特に後藤敦志議員からは特別職報酬等審議会の開催が約20年間行われていないことへの懸念が示された。市長は当該改正が国家公務員の改正に準じたものであると強調し、適切の観点から判断していくと述べた。
この日、議会では多くの重要案件の審議が行われ、監査委員の報告なども含めた議案総数は31件に上った。議案の中には、各種補正予算案も含まれ、特に令和4年度一般会計補正予算においては7億7,293万円の追加があり、総額は295億6,748万9,000円となる。
このように、今回の定例会では、新しいビジョンや給与改定に関する大きな決定がなされ、今後の市政運営に重要な影響を与えると考えられる。