令和3年3月16日、龍ケ崎市議会では、令和3年度一般会計予算を含む38件の議案が討議された。
特に注目されたのは、一般会計予算の258億円に達することだ。この予算は市民サービスや福祉に重点を置いていることが特色となっている。
中山市長は、予算を通じて「市民の命と生活を守る」と強調し、予算内容が新型コロナウイルス対策や地域活性化に向けた施策が盛り込まれている点を強調した。特に「街なか元気アップ支援事業」など、即効性のある施策が期待されている。
また、議案第2号、龍ケ崎市職員の給与に関する条例では、会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する規定が改正され、勤務形態の整合性が図られることとなった。これは、市内の労働条件の向上に寄与するものだ。
さらに、議案第21号と第22号では、牛久市と利根町の公の施設を本市住民に供する件が変更され、住民サービスの拡充が見込まれている。
議珍制度改革への対応として、議会は透明化ポリシーを採用し、財政状況や予算の使用に関して報告することが求められる。また、熊本地震のあとの復旧資金もカバーされており、このような予算執行が市民への信頼回復に寄与すると考えられる。
しかし、最近の副市長の逮捕等の不祥事から、市長は信頼回復が重要であると認識し、再発防止策の徹底を誓った。市長の発言は、混乱の中でも透明性を持った運営が求められ、新体制に向けた重要なステップであるとの理解を促すものであった。