令和2年3月3日、龍ケ崎市議会の定例会が開会され、重要な議題が多く扱われた。
議会では、会期を3月19日までの17日間と定めた。議長の鴻巣義則氏は、全議員が出席し、活発な意見交換が期待されると述べた。
その後、報告事項や請願についての審議が行われた。特に、新型コロナウイルス感染症への対応について、中山一生市長が市の施策を示し、手指消毒や公共施設での対策を挙げた。市民の安全と健康を守るための取り組みが強調された。
次に、令和2年度の予算案についての説明が行われる。特に、一般会計予算は過去最大の規模に達し、地域活性化や住民支援業務に重点を置く内容となっている。市長は「市民活動日本一」を目指す取り組みを推進し、地域における活性化策を強調した。
議案の中で、町の区域設定や龍ケ崎市駅の名称改称に伴う諸法案が多く提出され、地方自治法に基づく理由も詳しく説明された。議員たちからは、地域への新たなインフラ整備などが求められ、各議案に対する意見が交わされた。
特に、議案第2号では、特定健康診査等の実施に関する条例案について、がん検診を無料化する旨の提案がされ、これに賛成する意見が相次いだ。市民の健康を守るための支援策が評価される場面が印象的であった。
請願に関しては、議会での審議後、常任委員会へ付託することが決定された。
その後の質疑では、予算審査特別委員会の設置についても話し合われ、全議員が委員となることが確認され、議会運営の透明性が図られることとなった。
今後も市議会は、地域の課題解決に向けて、さまざまな施策を検討し、進めていく必要がある。