令和4年第1回龍ケ崎市議会定例会が開催され,数多くの議案が審議されました。
主な議案には,龍ケ崎市コンプライアンス推進条例の制定や,国民健康保険の税率改正が含まれ,それぞれに対する質疑が行われました。
特に議案第9号については,賦課方式の見直しが議論の中心にありました。議会では,国民健康保険税の公平性と負担軽減に向けた意見交換が活発に行われ,金剛寺 博議員が「国民健康保険は高すぎる保険税が問題」と発言しました。税率改正によって影響が出る世帯の懸念が指摘される中で,反対意見が相次ぎました。
また,育児休業の制度見直しを含む議案第5号についても採決が行われ,育児休業に関わる研修の拡充や相談体制が求められるといった意見が出されました。執行部は,これまで行ってきた育児休業に関する座談会や育児メンター制度を引き続き進めていくと答弁しました。
市内の衛生状況の向上を目指す取り組みに対し,消防団員についての議案第7号が可決され,出席議員は、消防団員の処遇改善に関して意義深い決定がなされたと評価しました。
議案全体の中で多くの議案が全員異議なく了承された中,最終的には24件の議案が可決されました。今後の市の運営には多くの影響を与える内容となっており、地方自治体としての責任を果たす重要な一歩として注目されています。