令和5年12月6日、龍ケ崎市議会定例会が開催された。
本日の議会では、全32件の議案が上程され、重要な決定が相次いだ。
議題には、地域の活性化を図るための「龍ケ崎市プロポーザル選定委員会条例」が含まれた。
この条例は、公平な選定プロセスを目指し、専門の審査員をもって審査を行うものである。
市長は、萩原勇市長が登壇し、これまでの市政運営について振り返った。
「新型コロナウイルスや国際情勢の変化に伴い、物価が高騰し、市民生活が影響を受けている」と述べ、市政への信頼回復を強調した。
この議会では、特に人事に関する議案にも重点が置かれた。
議案第15号から第22号にかけて、職員の給与改定が提案された。
大貫勝彦総務部長は、令和5年度の人事院勧告に基づく改定について説明を行った。
「これにより一般職の給与は0.88%増加し、最も改定率の高い職員は最大月額1万2,000円の引き上げになる」と述べた。
また、特別職の給与引き上げも提案され、金剛寺博議員は「市民の生活が厳しい中、特別職の期末手当の増額は市民感情に反する」として反対表明を行った。
議案が可決される中、議長は質疑を終えた後、採決を行い、すべての議案が原案通り可決された。この結果は、市民の生活状況への影響や今後の施策に重要な意味を持つことになる。
議会が次回再開されるのは、12月11日午前10時からである。引き続き市民のための施策が推進されることが期待される。